「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」を見てきたので感想を書く。
面白かった。
初めに記すべき言葉はこれしかないと思った。
前作の評判を聞いてこの作品に対する期待値はかなり上がっていたのだが
その期待を裏切らないほどに面白かった。
この映画の話を簡単にまとめると
である。
すずさんが呉に嫁いだころは戦争のただ中で、
当然生活は日を追うごとにどんどん困窮してくる。
配給が減ったり、小姑に嫌味を言われたりしながらも
すずさんは超が付くほどのマイペースであっけらかんとしている。
そんなすずさんの日常を見ていると私は途中、
戦時中であることをうっかり忘れてしまいそうになりそうになった。
この表現が正しいのかは分からないが、
究極の”日常アニメ”を見ているような気がした。
どうしても暗いイメージが付きがちな戦争を題材にした物語でありながら
見た後には負の感情はほとんど残らないような作品だった。
ここまでたったの400文字程度しか書けていない上に
恐ろしいまでの駄文になってしまったので、これ以上この作品を汚さないうちに
この辺でペンを置きたいと思う。
そう思わせるほどにこの作品は素晴らしかった。
ぜひ映画館で視聴してみてほしい。