今季アニメが始まって1ヶ月程経ったので、見たやつに関して現時点での感想をまとめておく。
順番は期待している or 現時点での評価が高いものから。明確な順位付けというわけではなく、下位に行くほど適当になっている。
ゾンビランドサガ リベンジ
待望のゾンビランドサガ第2期。期待していたもの、見たかったものをちゃんと作ってくれたという印象。筆者はゾンサガ1期にドハマリして聖地巡礼やらライブ(ビューイング)やらに行きまくっていたので、この作品に対する期待値は相当高かったがそれを上回る完成度。1期で語られなかった"ゆうぎり"や"たえ"の過去が語られることにも期待したい。
僕のヒーローアカデミア(第5期)
ヒロアカ、もう5期になるんですね。ボンズ制作で相変わらずアニメーションのクオリティが高く、安心して見ていられます。期待値は高いが5期目な上序盤なのであまり語ることはない。安定感があるのでこの位置。ホークスのスパイポジションすごい好き。
SSSS.DYNAZENON
グリッドマン2期?という認識で良いのか。まだ謎だらけなので評価は難しいですが、1期?が好きだったので期待して見ています。中高生のけだるげな感じとか、ちょっとした悩みみたいな感情を丁寧に描いているところが好き。あと"ちせ"ちゃんかわいいよね。
究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら
冷やかし程度で見に行ったら普通に面白かった。身体能力は現実のまま、痛みも感じる、薬草は傷口に擦り込んで使うなど、本来ゲームとして省略すべきものを省略せずに実装した結果クソゲーになったゲームをプレイするという内容で、一つ一つに声を出して突っ込みたくなる。もちろんリセットは出来ないので、致命的なミスをしてしまってもそのまま続行するしかない。テンポが良くギャグは笑えるが、現実パートがちょっと鬱っぽいのがマイナス点。
バクテン!!
男子高校生が新体操をやる話。体操演技の作画が凄い。リアルの体操演技を見ているのと変わらないか、躍動感のあるカメラワークのおかげでそれ以上に迫力を感じる画になっている。アニメーションの必要性を考えたときに、スポーツ物でインパクトの有る映像を比較的に低コストで作ることが出来る、というのが理由になると常々考えていたが、またしてもその仮説を裏付けられた。内容は王道スポ根もので見やすいので、1度演技パートの作画だけでも見に行くことをおすすめします。
Vivy -Fluorite Eye's Song-
人間がAIによって滅ぼされてしまう未来を回避するために、未来から来たAI"マツモト"と現代のAIの"ヴィヴィ"が協力して未来を変えていく。ヴィヴィは歌手としての使命を与えられたAIだったが、マツモトとともに未来の分岐点を変え人を救うたびに本来AIにあるはずのない感情が芽生えていく。AIにおける成長とは何か、心とは何か、深く考えさせられる作品になっていくのではないか。WIT STUDIOの高い作画力にも注目したい。
魔入りました!入間くん 第2シリーズ
両親に売られ悪魔の孫となった鈴木入間が周りにバレないように悪魔の学校に通う。第2期でも相変わらずのゆるさで学園生活を送る入間だが、悪食の指輪の効果もあり徐々に出来ることが増えてくる。異世界日常系という抜群の安定感を持ったジャンルなのでこの先も期待できそう。
灼熱カバディ
高校でサッカーを辞めた主人公が色々あってカバディを始める。カバディというあまり親しみの無いスポーツをわかりやすく説明しており、作品をスムーズに楽しめるようになっている。ジャンプのスポーツ漫画(この作品はジャンプではない)にありがちな派手な技名を繰り出すようなことはなく、割と実直にカバディのプレーを解説しているのでリアル志向なスポーツものが楽しみたい方におすすめできる。
幼なじみが絶対に負けないラブコメ
タイトルネタバレかよ。そう思いつつ見始めたがどうやら一筋縄では行かない感じ。お互いにお互いの初恋が踏みにじられたと感じ、相手に仕返しをしようと策を尽くす。誰も救われないような展開ですごくじれったくなる。制作は動画工房だが、なんとなく絵が好きになれない。個人的に割と好みな絵柄で安定した作画を提供してくれるアニメーション制作会社だと思っていたので、なんで?という感じ。
シャドーハウス
シャドー家という顔を持たない貴族に仕えるために作られた生き人形。そんな生き人形として生まれたエミリコが様々なことを学びつつ成長していく物語、で良いのか?ゆるーく使用人として成長していく様子を描いた日常ものだと思っていたら、話の節々に黒い影(もはや比喩ではない)が見えていて何やら不穏な空気。とにかく続きが気になる。
SHAMAN KING
子供の頃にシャーマンキングを読んだ時は正直面白さがイマイチ分からなかった。大人になった今なら感じ方も違うかもなーくらいで見てますが、割と楽しめてます。まだまだ話としては盛り上がる前なので、今後に期待したいです。主題歌が少し古臭い感じがするのがちょっとだけ気になる。
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。
冴えないサラリーマンが家出した女子高生を保護し、何の見返りも求めず一緒に生活を送る。犯罪とか散々言われていますが、一応作品中で主人公は自分がしていることに対して葛藤しています。(だからといって許される訳ではない。)ある種の社会問題を扱った話題作として注目しています。
美少年探偵団
それぞれに異なる長所を持った美少年が集う美少年探偵団。彼らは美しさを必要以上に誇示しつつ様々な謎を解いていく。ちょっと癖のあるサスペンスで肝心の謎も現実味がない真相だったりするので見る人を選ぶ作品だと思う。美少年探偵団というだけあって画面上の美しさは申し分なく、肩肘張らずに見る分には悪くない。
MARS RED
吸血鬼と戦う陸軍の特殊部隊のお話。様々な理由で吸血鬼となった(元)人間と対峙し、部隊への加入を拒む場合には捕獲・駆除する。作品を通して暗く、しっとりとした雰囲気が感じられる。音楽や背景・演出で悲しげな世界観を演出していて、作品に対するスタッフの本気度が伺える。
戦闘員、派遣します!
少しシリアスにした「このすば」という印象。面白くない訳ではないが、どうしても「このすば」と比べてしまい心内評価は低め。個人的にはシリアスよりもギャグに全振りしてくれたほうが楽しめたように思う。なろう特有の他人を下げることで俺ツエーする手法が使われていたこともちょっと残念。
イジらないで、長瀞さん
この手の作品は食傷気味だったのでしばらく手をつけないでいたが、見てみると意外と悪くない。1話までだとイジり方がちょっときつい感じで、下手するとイジメっぽくも見えるが2話以降でちょっと緩和してきて、徐々に長瀞→先輩に対する好意も見えてくるようになった。先輩の陰キャっぷりと自分を重ねて辛くなりそうな点を除けば楽しめそう。
TVアニメ「スーパーカブ」
何も起きない。1話目で主人公がクラスの生徒と誰とも一言も話さないのは正直驚いた。何も考えずに見れる系の作品で期待も特にあるわけでは無いが、このまま見続けるんだろうなあと思う。
スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
誰にも知られずにひっそりと穏やかに暮らしたい主人公だったが、知らず知らずの内に強大な力を手にしてしまい、それを聞きつけてたくさんの人が主人公のもとに集まってしまう。そんな人達とともに暮らし事になり、にぎやかな生活を送るようになる。頭空っぽにして見る系の作品その2。可もなく不可もない。
TVアニメ『さよなら私のクラマー』
女子高校生のサッカーを取り上げた作品。日本女子サッカーの知名度・実力を向上させるために奮起する人々の様子を描いており、内容は悪くないがキャラデザが好きになれない。可愛いでも綺麗なく中途半端なキャラデザでどちらかに振り切っていればよかったのになぁと思う。
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω
前期の回復術士をかなりソフトにした感じのエロ展開がある。回復術士と違って不快感は少ない。この作品もあまり深く考えないで見たほうが良い作品だと思う。
すばらしきこのせかい The Animation
原作のゲームは未履修。何らかの原因で死んだ人々が生き返りをかけて死神とゲームをする。ゲームに参加するには何かを賭ける必要があるらしく、主人公は自分の記憶を代償としているみたい。死神は人の記憶とか欲しいのだろうか、何を代償とするのか見て楽しんでいるのだろうか。続きが気になる。
ドラゴン、家を買う。
正直内容は1番刺さってない。現状オーイシマサヨシのOPを聞くためにアニメを視聴しているようなもの。
東京リベンジャーズ
事件に巻き込まれて死んでしまった彼女を取り戻すために過去にタイムリープして未来を変えるべく奮闘する。物語の多少の粗さに目を瞑れば割と楽しめそうな作品。